医療器械なのに放射線!?安全性は大丈夫?

放射線被ばくの危険性

第二次世界大戦における核爆弾の使用やチェルノブイリ原発事故、東日本大震災における放射性物質の漏洩など、様々な場面で放射性物質について触れる機会が与えられてきました。その影響を受けて放射線が危険なものであるという認識が著しく高まっているでしょう。確かに大量の放射線に被ばくすることはがんのリスクを高めるなどの様々な健康被害につながるリスクとなります。しかし、太陽光に含まれていても誰もが生活できているようにある程度以上の被ばくをしなければリスクが低いことがわかっています。

医療器械に用いられる放射線

健康を害するおそれがあるものでありながら、健康を手に入れるための医療の現場においても放射線は利用されています。医療機器として用いられているレントゲンやCTスキャンがまさにそのものであり、X線という放射線を用いることによって身体の内部の情報を得るために用いられています。X線には高い透過性があることから皮膚等を貫通して骨や造影剤といった透過性の低い部分の像だけを浮かび上がらせることが可能であり、様々な診断に用いることができる有用な医療器械として活用されています。

レントゲンやCTスキャンの安全性

健康被害のリスクがあるX線を医療現場で用いていることに疑問を抱く人もいるでしょう。しかし、ここで用いられている放射線は一時的な被ばくで皮膚の損傷を起こしたり、がんのリスクを高めたりするような強力なものではありません。年間にどの程度まで診断に用いてよいかということも安全面の考慮から計算されており、その回数に到達しない限りは安全に使えると考えて支障はないのです。放射線は危険なものだからと考えてレントゲンやCTスキャンを拒否せず、病気の疑いがあるときには診断を求めることが大切でしょう。

RO装置は透析用水を精製する装置で、逆浸透装置とも呼ばれます。水に含まれる不純物を逆浸透法で除去することで、医療用途などに使用可能な水を作り出します。